弁護士の仕事にも消費者金融審査の問題は関係あります
消費者金融では、申込みをした人の全てにお金を貸すわけではあり
ません。
そもそもなぜ審査をするかというと、業者から見ると貸し倒れ率を
下げて、健全な経営をするためです。
そして利用者から見ると、多重債務者にならないため、自己破産や
任意整理などに陥らないようにするためです。
一番重要な目的は、貸金業法の改正により総量規制という法律を順守
するということです。
これは他社も含めて借入額の総額が、利用者の年収の3分の1を超えて
は行けないというものです。
よく違法業者は、「ブラックOK」「他社で断られた人も貸します」など
甘い言葉の広告を打っていますが、そのようなものに申込んでは
いけません。
もちろんまともに審査などはしませんし、このようなヤミ金に少額でも
借りてしまうと、徹底的にお金を搾り取られてしまいます。
利息も法外ですし、あっという間に多重債務者になってしまいます。
違法業者仲間でたらい回しにされ、取り立ても法律違反のきついもの
なので、精神的にも追い詰められてしまいます。
そのためきちんと法律にもとづいて審査をしている会社に申込み
ましょう。
私が利用しているプロミスでも、即日キャッシングではあっても
必ず審査は行います。
もちろん総量規制の範囲内でのキャッシングしかできません。
ですから昔のように専業主婦など、一定の収入がない人には貸し出しを
しないのです。
これにより、返済能力がない人と取引するリスクを除いているのです。
金融庁が目を光らせているので、まともな消費者金融業者は総量規制に
反することはしません。
もしあなたが今の借り入れが多額になっていて、審査に通らないよう
なら、もうキャッシングすることを考えてはいけません。
違法業者に手をだすのではなく、弁護士をはじめ専門機関に相談しましょう。
そうすれば専門家の立場から、アドバイスをしてもらえます。
自分の現在の信用状況を客観的にチェックするためにも、消費者金融
業者の審査は役に立ちますね。